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![]() ■ロックフォード ワイナリー設立まで 1970年代初期、現在醸造責任者であるロバート オカラハンが、南オーストラリア州、バロッサ ヴァレーにある1850年代の古いコテージを購入し、ワイナリーを作り始める。彼はその時にはすでにラザーグレンにあるワイナリー、セペルツ(Seppelts)で見習いとしての修行を終えていた。彼の両親が、もともとはブドウ栽培者であったことも影響し、若い時期からワイン業界に足を踏み入れたと言えるであろう。 現在は、息子であるティム オカラハンとトラヴィス オカラハンも、ロバートと共にロックフォードで活躍する。ティムは、ハンターヴァレーのティレル(Tyrrell’s )、バロッサのヤルンバ(Yalumba)、ピーター リーマン(Peter Lehmann)、クロンドーフ(Krondorf)で働いた後、ロックフォードで働き始める。彼は「弟トラヴィスと共に築き上げてきた今までの経験、知識から言える事は、バロッサの土壌、天候はブドウ栽培において好条件がまさに揃っている。だからこそ最古品質のワインを造ることが可能なのだ」と語る。彼はまた「ここ6年間、古いヴィンヤードの復元に努めている。僕自身も他のスタッフと共にブドウを摘み取り、発酵し、圧縮し、ラベルを取り付ける全ての作業を現在でも行っている。少量のみのブドウしか収穫できないため、常に最高品質のベストなワインを造ることに目が離せない。」と熱く語る。 ■家族経営のワイナリー ロックフォードは、ブティックワイナリーとして知られ、バロッサを築き上げてきた伝統的なワイナリーのひとつと言えるであろう。ここ数年、年間400トンから500トンのブドウが収穫できるほど生産量が拡大してきている。他のバロッサにあるワイナリーと同様、ロックフォードは地元ブドウ栽培者たちと非常に強いつながりがあり、バロッサ地区全体にいる35のブドウ栽培者たちとネットワークを持っている。 ロックフォードのワインは基本的にはアデレード地区のみで販売されており、この地区以外ではなかなか手に入らないと言われている。実際に、セラードアーを訪れても一人3本までしか購入できないワインも多々存在するのである。現在も伝統的なワイン造り方法を継続しており、古くてドライな土地で育ったことからバロッサ ヴァレー独特の味わいが感じられるのに加え、伝統的で品質の高いワインを提供している。 セラードアーは石造りの建物から成っており、他の大きなワイナリーとは違う家庭的な雰囲気が味わえる。小さな家族経営のワイナリーにしか表せないその質の高さは、ワイン評論家の目をひき、最近は海外の専門誌にもよく取り上げられている。
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